女の子が手軽にできる仕事の一つに、ラーメン屋のアルバイトがあります。
ラーメン屋のアルバイトには大きく分けて2通りのものがあります。
「個人店」か「チェーン店」かという分け方です。いずれにしても飲食店ですので、仕事の内容に差異はほとんどありません。
アルバイトの仕事は配膳とご案内、バッシング(片付け作業)、ウォッシュ(皿洗い)、調理補助、会計がほとんどです。
では個人店とチェーン店で変わって来る部分がどこにあるのかと言うと、調理という部分です。
チェーン店の場合は時間帯によってはアルバイトがキッチンに立ち調理をします。店舗によっては店長しか調理をしないというところもありますが、全国規模で展開しているラーメン店だとキッチン専門のアルバイトがいます。マニュアルがしっかり作られており、店長やエリアマネージャーによる指導も行き届いていますので、短期間で様々なメニューを覚えることができ、安心して仕事をすることができます。
個人店の場合は、店長がキッチンに立ち一人で調理をするところが多いです。アルバイトはあくまでも補助的なポジションであり、調理をするとなると餃子や一品物などの簡単なものばかりです。そのかわり、調理以外の業務の多くをアルバイトがこなさなくてはなりません。これは主に、配膳やご案内、オーダー、会計といったお客様と直接関わる部分です。また、調理はしなくても仕込みを覚えて、急な材料の不足が発生した際の対応も行ったりします。
個人店とチェーン店だと、このような細かい違いはありますが、求められる人材は「とにかく元気が良い人」です。ここに違いはありません。
ラーメン屋は一般的な飲食店に比べて回転が速く、また常連さんも多いです。臨機応変に対応でき、フットワークが軽い明るい人は年齢問わず重宝されます。人と話すのが好き、一度ご来店したお客様のことを忘れずに覚えていられる、何よりもラーメンが大好き!そんな人はラーメン屋や、業務用ラーメンスープの会社などのアルバイトに非常に向いていると言えるでしょう。
ラーメン屋の最も忙しい時間はランチタイムである11時から14時前後です。夜は思ったほど混み合うことがありませんので、初めてのアルバイトでラーメン屋を選ぶ場合は、夜のアルバイトをおすすめします。ランチタイムの場合、14時以降は仕込みのために閉店する店舗と仕込みをしながら営業する店舗があります。夜に向けての仕込みは少人数で行いますので、仕事を覚えるまでは辛いかもしれませんが、覚えてしまうと段取り良くこなすことができますので、怯えずにチャレンジしてみるのも良いでしょう。